やややっくま〜!
10月は前橋工科大学で生物工学の研究をしている星淡子先生を講師にお迎えして、コラーゲンと変形菌について勉強したよ^ ^
コラーゲンって聞いたことあるけど、一体なんなんだろう?
コラーゲンはタンパク質の一種で、人の皮膚や靭帯、骨、血管、歯など体のあらゆる組織に含まれているんだって!細胞同士をつなぎとめて、体を形成したり、関節の動きをよくしたり、丈夫な腱や筋肉をつくったり、人間に必要不可欠な成分なんだよ。
コラーゲンとゼラチンの実験では、それぞれの溶液が10℃と37℃で固まるかどうかを調べたよ。
コラーゲンとゼラチンはもともとは同じものなんだけど、コラーゲンに熱を加えて構造が変わったものがゼラチンなんだって!
コラーゲンは皮膚からは吸収できなくて、食べたり飲んだりすることで体に吸収されること、人間の体の中でも作れるけどその時にはビタミンCが必要だっていうことも学んだよ。
後半は「森の魔術師」と言われている変形菌について。
変形菌は、動物でも植物でも菌類でもなく、アメーバのように動き回って、キノコのように胞子を作る謎の単細胞生物。半日くらいでアメーバから子実体に変身するんだって!
しかも単細胞で脳を持たないのにエサまでの最短経路を導き出すことができるらしい。
虫眼鏡や顕微鏡で変形菌の標本を観察すると、いろんな色や形があることがわかったね。
みんなで虫眼鏡を片手に変形菌を探しに行ったけど、今日は見つけられず…残念!
倒木や落ち葉の上にある日突然現れるかもしれないから、身近なところで変形菌を探してみてね。
いつもと違って、人間の体のことや生物のことをたくさん学べた1日。前橋工科大学でどんなことを研究しているか、実験科目や卒業研究のことも教えてもらってとても刺激になりました。
ご協力いただいた星先生、ありがとうございました!
調べ物発表は中島リーダーの「人はなぜ老化するの?」、明確にわかっていない深い深いテーマ。生成系AIのChatGPTを利用したり、研究者たちの色々な仮説を調べて発表してくれました。中でもしっくりきたのは、「老化は進化」と言う仮説。歳老いて行くことで新しい子供たちに新たな場所や食べ物のチャンスを与える。地球と共に生きるサイクルを感じますよね!老化とは、医学が進化し平均寿命が伸びる現代に生まれた言葉なのかもしれませんね。
来月は小暮副分団長プレゼンツのミステリーツアー。乞うご期待!